SPEC。
はい、「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」のことでございます。
私はこのSPECが大分好きで、ドラマは勿論全部・何回も見ましたし、映画も天・結(漸(ゼン)ノ篇)も、とりあえず2回見まして、
そして、すべてが終わる、完結編「爻(コウ)ノ篇」を、ものすごい楽しみで見に行ったわけなのです。公開初日に!
ちょっと話題はそれますが、最近、映画は一人で見に行く様になっておりまして、
というのも自分の趣味がちょっとアレなので、思いっきり外した時に、個人的には良いけどこれを好きだと思われると、非常に照れくさい・・・!という気持ちになるのが嫌だった、というのが理由でした。
で、スペック完結編。
映画レビューなんかでは、ちょっと厳しい事が書かれている「漸(ゼン)ノ篇」ですが、個人的にはかなり面白かったので、久しぶりに「コレなら大丈夫だろう。それになんといっても『SPEC』だし!」
と思って、「SPECはドラマでなんとなく見てたよー。映画は見た事無いけど、前編、解説してくれるんなら完結編みてもいいかもぉ」という、ライトファンと一緒に行く事にしました。
※ちなみに彼女のスペックは、「アニメ・コミックはあんまり見ません。ファンタジーっぽいのは、ちょっと苦手かな?好きなのは『相棒』とか、ジャニーズがでてるラブストーリーかな★」という、いわゆる「リア充」です。
そして「爻(コウ)ノ篇」。
・・・・・・・・これは・・・!
もう、途中から、非常に久しぶりの「やっちまった」感で、変な汗と苦笑いが止まらない状態に・・・。
どうしてしまったのか!SPEC。
ちなみに私は、ジョジョ大好きまどマギ大好き、「叛逆の物語」も2回見ました!という感じの、「概念系ストーリー」への免疫アリなので、
おお、SPEC、そっち方向に来ましたか・・・と、必死にストーリーを追いながらも、
心の中では、隣にいる一般人がいまどんな気持ちでいるのかが気になって気になって、どんどん集中力を欠いていったのでありました。
特に一番きつかったのが、レビューなんかでも結構な言われようをしていた「当麻の浮遊シーン」。
「間違い探し」とかも言われている模様のあのシーン、私には、まどかマギカ本編ラストの、まど神様が世界の魔法少女のもとへ降りてくる場面と重なって見えておりました。
が、CGのクオリティは、あれでよかったんでしょうか・・・・・?
ものすごい「はめ込み感」で、あれ、ここは笑うシーンなのか・・・・と、途中からものすごい混乱に陥ってしまいました。
あとは、全体的に、「宇宙」とか「地球」のCGが多かったですね。うん・・・。
個人的には、SPECは、ジョジョで言えば「4部」のようなノリが大好きだったのですが、映画になったらストーンオーシャンになっちゃった!みたいな感じです。
そう考えると、ある意味一貫性があるのかもしれません。
もう一回、一人で見に行こうかなあ。