さて、2013年ももうすぐ終わりという事で、いろいろ振り返ってみようと思います。
とっても個人的な事でスミマセンが、今年で、転職してから丸5年が経ちました。
今のところ、転職回数は1回で、転職する時は、本当に悩んで悩んで悩みまくったので(※3年くらい悩んだかも)、
もし、今この瞬間転職に悩んでいる誰かの、参考の一つにでもなればなぁと思って少書いてみます。
私は大学は理系の情報系だったので、そのまま当たり前の様にシステムエンジニアになりました。
規模は1500名くらいの、結構安定した企業でした。
私の代の新卒は100名程度で、研修は6ヶ月間、学校の延長のような感じで、非常に恵まれていたなぁと、今振り返ると思います。
で、そこそこホワイト企業だったものの、仕事の面白さと言う点ではなかなか難しく、内容は銀行のシステムの設計・開発・運用だったので、
少々ハイプレッシャーな日々でした。
また、会社自体も保守的というか、銀行の制服を着せる文化もあったような企業なので、システムエンジニアの割には、服装や髪型をうるさく言われるような環境だったのもあって、
「一度しかない人生で、髪型一つ好きにできない状態でいいのか?」
と思い、一念発起して転職することに・・・。
理由はもちろんこんな些細なことだけではありませんが、まあ、最終的に背中を押したのはこんな感じのことでした。
で、システムエンジニアということでかなり激務だったこともあって、辞めて半年は、退職金を遣って学校に行こうと決めていました。
自分の本当に好きな事をやろうと思い、アパレル系の勉強ができる学校に半年行ったのですが、それはもう楽しくて楽しくて、この半年は、多分私の人生のなかで一番楽しかったです。この期間を超えることが今の生きる目標と行っても良いかも。
で、その楽しい半年はあっという間にすぎまして、2ヶ月で仕事を決めよう!という目標で、本格的な転職活動をしました。
でも、できればシステムエンジニアからは離れたかった。
好きだったけど、正直、スキルが中途半端になってしまって、自信がありませんでした。
でも、リクナビとかDODAとかの転職支援サービスに行くと、システムエンジニアしか紹介してもらえない。
あなたに合った転職を!みたいな、あの広告は何なんだって思っちゃいますよね。
実際行くと、転職エージェントの成果報酬の為に受けたくない企業に送り込まれる印象しかありません。
書いてみて改めて気付いたけど、何回か転職しようと思ってエージェントに登録して、行きたくない企業を大量に紹介されて、ばんばん面接を設定されて、
ただでさえ激務なところにそんな面接が増えちゃって、私何やってるんだろう?って、転職活動を辞める、みたいなこと2〜3回ありました。
企業側がそうなのかもしれないけど、あのやり方にはほんと憤りを覚えます。
※当たったエージェントさんの問題かもしれませんが。
で、在職中にそんな経験があったので、ひとりで細々と、自分の興味の向く募集要項に、ちびちび応募をはじめました。
根気よく探すと、異業種からの転職OKな募集もそこそこあるもので、私がうけたのは
・WEBデザイナー
・ラジオ番組のアシスタント
・女性向けギフト商品の企画
・シネコンのイベント企画・プレス
など、すべて初心者歓迎のものでした。
結果、今の会社の「WEBデザイナー」枠と、ラジオ番組のアシスタントに内定を頂いて、
ラジオの方は金髪NG、
デザイナーの方は、髪の毛なんてピンクでもいいよ!という感じだったので、
今の会社に、デザイナー枠で入社し、結局社内の人手が足りなかった&適正があると判断頂いた、マーケティングの枠に置いて頂いています。
実は、マーケティング自体はそれこそ前職での経験がなかったものの、
あの、何の打算もなしに通ったアパレルの学校で、ちょっとだけ授業があったんですね!
それを足がかりに、結果今の会社で、そこそこ実績をあげることもできました。
私は小心者なので、転職なんて言う人生を揺るがすイベントには、かなり尻込みしてしまうんですが、
案外、自分の気持ちの向くままに行くと、良い方向にすすむのかなぁ・・・なんて、思ってしまう一幕でした。
転職に関してはいろいろ思う事もあるので、まつわるエピソードをちょこちょこ更新してみたいと思います。
あと、今の会社には本当に感謝していますが、社員数ぎりぎり100名いかないくらいの小さい会社なので、
休みが激減したり、いいことばかりでもありません。
あと、半沢直樹ばりの社内政治。前職の比ではないかも!社員数的にも、噂や人間関係のどろどろっぷりも、都会から村社会に来たような感じです。
会社自体の存亡も危ぶまれる場面がきたり、別の意味でのプレッシャーが多い場面もあります。
でも、結果的に、あのとき転職して本当によかった!という気持ちには変わらないので、
この先も転職するかもしれませんが、そんなこともあって、仕事に関して深く考えて行きたいなと思った年の瀬でした。